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2011年10月10日月曜日

「江沢民氏死去」報道は誤報

産経新聞が「江沢民死去」報道を誤報と認めた。
7月7日の報道以来、3カ月が経過している。
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111010/chn11101001400000-n1.htm

なぜ誤報になったのかを説明する部分は短い。

中国内外で取材した結果、本紙は、病気療養中だった江氏が「6日夕、北京市内の病院で死去した」とする情報を有力な日中関係筋などから得ました。一方で、北京からは、江氏の入院先とされた人民解放軍総医院(301病院)に目立った変化がないなど、「死去」に否定的な情報が入ってきていました。

 東京編集局で情勢を全般的に分析した結果、江氏が「死去」したと判断し、7日の号外(電子版)と大阪本社発行の夕刊で、「江沢民氏が死去」と報道しました。あわせて、関係者が「脳死」と話していることも伝えました。」
これで説明責任を果たしたと言えるだろうか? あまりに不十分。どのように「情報を全般的に分析した」のだろうか。「有力な日中関係筋」とは? 疑問は尽きない。





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